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2008年6月22日(日)の競馬日記

第149回 クイーンズプレート

ウッドバイン競馬場〔カナダ〕


ウッドバイン競馬場

3日前、米国カリフォルニア州ゴールデンゲートフィールズ競馬場にいたが、今日はカナダにいたりして。
オンタリオ州トロント郊外にあるウッドバイン競馬場

地図で示すとこんな感じ → Googleマップ

本日、カナダダービーこと「クイーンズプレート」開催。
1度は世界中のダービーを見てみたい!との思いがあり、念願の海外初ダービー観戦に出かけてみた次第。
 

ウッドバイン競馬場へのアクセス

せっかくなので、今後、ウッドバイン競馬場へ行く予定のある方のために、行き方をご紹介。

トロントの中心街にあるユニオン(Union)駅からだと、Downsview方面の地下鉄に乗り、St.George駅でWest Bound方面に乗り換え。
イズリントン(Islington)駅で下車。
ちなみに料金は2.75ドル均一で、地下鉄とバスも値段は共通。
イズリントンでは改札を出ずに、画像のような案内板に従ってバス乗り場へ。
地下鉄もバスも値段は共通なので、改札を出てしまうと再び2.75ドルを払うはめになるので注意。

バスは1番ホームから発車する「37A」に乗る。
時間帯にもよるが、15~30分毎に走っている感じ。24時間運行。
ちなみに「37A」以外にも、「37」「37C」「37D」などのバスもあるが、競馬場へ行くのは「37A」だけなので間違えないこと。
バスはIslington Ave.を北上し、Rexdale Blvd.を西へ。
Queens Plate Driveを過ぎると、正面にウッドバイン競馬場が見えるのでそこで下車する。
所要時間は30~40分。

競馬場の入場料は無料!!
 

名馬ノーザンダンサー

カナダと言えば真っ先に思いつくのがノーザンダンサー
正面入口前に銅像が建っている。

競馬ファンならノーザンダンサーについての説明は不要かと。
世界の血統地図を塗り替えた偉大な馬である。

1961年にカナダのオンタリオ州で生まれる。
1964年にケンタッキーダービーとプリークネスSを制し、米国2冠馬となりカナダに凱旋。クイーンズプレートに出走し圧勝。これが引退レースとなった。通算18戦14勝。
 

パドック

駐車場のすぐ横にパドックがある。

広いパドックだが、出走馬はパドックを周回することはない。
パドック内にある木や柱に番号が振ってあり、出走馬はゼッケン番号と同じ番号が書かれた木や柱のそばで待機するかたち。

パドックで全出走馬の写真なんか撮ろうものなら、自分がパドックを周らないといけない仕組み。
 

スタンドに入ってみるが…

スタンドに入ってみる。
正面入口から入るとそこは2階。で、2階はカジノフロア。

ウッドバイン競馬場の正式名称は「ウッドバインエンターテインメント」である。
競馬とカジノの複合娯楽施設。
競馬フロアはスタンド3階。エスカレータで上がる。
 

本馬場を眺める

スタンド3階に上がり、本馬場へと出てみる。

ゴール板付近は指定席エリアなので一般客は通り抜け不可。
少し4コーナー寄りのスタンド席を通らないとコースまで下りれない。

ちなみにスタンドを回りこんでコースそばまで行くルートもないため、必ずスタンド3階を経由しないといけない。
で、パドックはスタンド外なので、パドック→馬券購入→レース観戦を繰り返すのは非常に厳しい。
パドックからエスカレータで3階へ上がって馬券を買い、コースに下りてレース観戦。再度3階まで上がり、階段で1階まで下ってスタンドを出る。の繰り返しとなってしまう。
 

観戦スタンド

で、観戦スタンドはこんな感じ。

ダービーデーだが、日本みたいに開門と同時に席が埋まるなんてことはない。

ちなみにウッドバイン競馬場では、1996年にブリーダーズカップを開催している。
BCは基本的に米国内の競馬場で持ち回り制だが、唯一米国外で開催されたのが、ここウッドバインである。
よって、スタンドの規模もそれなり。
 

スターティングゲート

スターティングゲートです。

クイーンズプレートのロゴが装飾されていた。
 

ゴール板

ゴール板を眺める。

ウッドバイン競馬場は左回り。
スタンドに近い外回りは芝コース。内回りはポリトラックコース。
で、これはポリトラックコースのゴール板。

ウッドバイン競馬場はダートコースに代わり、2006年にポリトラックコースを導入した。
クイーンズプレートもポリトラックで行われる。
場内でもコース表示は「Turf」と「Poly」になっている。
 

スコッツハイランダーステークス

ひと通り競馬場の紹介も終わったので、レースを楽しむ。

今日はダービーデーということで、他にも重賞が組まれていた。
5Rはスコッツハイランダーステークス(Grade-3)。

勝ったのはヒーローズリワード(Heros Reward)。
 

突如の雷雨!!

今日は朝から天気が良く、気温もグングン上昇!!

しかし突如、厚い雲に覆われ、ものすごい雷雨に!
 

シングスピールステークス

雷雨はすぐに収まる。

で、9Rはシングスピールステークス(Grade-3)。
ご存知、1996年にジャパンCを勝ったあのシングスピールである。
けど、シングスピールは英国馬のはず。
1996年に、ここウッドバインでカナディアン国際Sを勝っている縁かな?
シングスピールはその年のBCターフで2着しているが、そのときのBC開催場も、ここウッドバインだったし。

ちなみにこのレースには注目馬が1頭。
昨年のクイーンズプレート優勝馬のマイクフォックス(Mike Fox)。
しかし、勝ったのはミッションアプローヴド(Mission Approved)。

マイクフォックスは11着大敗。
まぁ、人気もなかったのだが。
 

いよいよクイーンズプレート!!

9Rはいよいよ第149回クイーンズプレート!!

ちなみにカナダ産馬限定のため、グレード外。
しかし、総賞金100万カナダドル、1着賞金60万カナダドルのビッグレース!!

1頭がスクラッチしたため、出走馬は14頭。
 

ノットバーボンが優勝!!

17:09に発走!

で、勝ったのは3番人気のノットバーボン(Not Bourbon)。
勝ち時計は1マイル1/4(約2000m)で、2.03.59。
 

表彰式

レース後の表彰式。

けど、ウィナーズサークルは、馬場内にあるため、スタンドから少々遠いのが残念。
 

配当金が出ました

場内のビジョンに配当金も表示される。

日本的に言うと、単勝は5.65倍、3連単は83.3倍、4連単は1914.6倍。
 

最後に食事

クイーンズプレート観戦後、場内のファストフードコートへ。

いろいろ売っていたが、ひとまずハンバーガーセット。
 

クイーンズプレートグッズ

場内の売店で、クイーンズプレートグッズを売っていたので購入。

ロゴ入りのTシャツと帽子。
ホントはTシャツだけ欲しかったのだが、帽子もセットじゃないと売れないと言われ、仕方なく購入。