今週から2歳新馬戦も始まり、いよいよ夏競馬！

しかし、今週は海外遠征。
やって来たのは韓国の釜山慶南競馬場（プサンギョンナム競馬場）。
地図で見るとこのあたり → Googleマップ

一昨年のドバイ以来、久々の海外競馬。

今後、釜山慶南競馬場へ行く人のために、行き方を紹介。

釜山中心部から、地下鉄1号線（オレンジライン）に乗り、下端（ハダン）駅へ。1,100ウォン（約83円）。※2011年6月現在、1ウォン=約0.075円

下端駅の1番出口を出て、すぐ目の前のバス停から、釜山慶南競馬場行きの無料シャトルバスが出ます。

開催日なら、バス停周辺に、競馬新聞を売るおばちゃんがいたり、明らかに競馬場へ行くだろうというおっちゃんがいるので、わかりやすいかと思います。

バスの時刻は昼間開催、ナイター開催によって変わるので要注意。
参考までにこの日の時刻表は以下の通り。

下端駅発 10:00、10:05、10:30、11:00、11:20、11:50、12:30、13:20、14:00、14:50、15:30、16:10

シャトルバスに乗って20分程で競馬場に到着！

まずは競馬新聞を買いましょう。
A4より、ひと回り大きめの冊子形の新聞が入場門前で売られています。
ほとんどが1冊1000ウォン（約75円）。
せっかくなので、適当に2冊買ってみました。

新聞を買ったら、隣の窓口で入場券を買います。800ウォン（約60円）。

ここは競馬に関する遊具や施設のある競馬公園になっており、子供連れのお客さんがたくさん来ていました。

入場門をくぐると、周辺は公園になっており、競馬場のスタンドはその公園を抜けた奥にあります。

周辺は子供たちでいっぱい！

また、入って左手にファミリーマートもありました。

右は電光掲示板。
オッズや確定着順、レースの模様を映すビジョンもあります。

左下はウィナーズサークル。

右下は本馬場入場口。

ゴール板はこんな感じ。

いたってシンプル。

釜山慶南競馬場と姉妹提携を交わしているJRA小倉競馬場。

スタンドの一角には、その小倉競馬場のPRコーナーがありました。

ハングル語がわからない人にとっては、競馬新聞は全く読めないかと思います。自分も全く読めないので、馬名や騎手名すらわからない。

そこで、少々読み方のポイント。

まず、この日は釜山とソウル競馬の発売がありましたが、新聞は開催場に関係なく、発走時刻順に並んでいるため、釜山なのかソウルなのか間違えないようにしましょう。
馬柱は前5走まで掲載されています。
ハングル語が読めなくても、前5走の着順、着差、人気あたりは数字なので、そのあたりから予想するのが良いと思います。

予想がまとまったら馬券の購入。
購入方法はマークカード方式です。
スタンド1Fの案内所（Information）で日本語ガイドをもらえるので、そのガイドにマークカード記入方法の説明もあるため、特に迷うことはないかと思います。

馬券の種類は単勝(W)、複勝(P)、馬連(Q)、馬単(E)、ワイド(QP)、3連複(T)の6種類。
100ウォン（約8円）単位で購入できます。

有人窓口でマークカードと現金を出せば、馬券とおつりが返ってきます。
自動発売機もありますが、バウチャー券方式なので、あまりおすすめはしません。

馬券は海外ではお馴染みのレシート型。

なお、的中馬券の払戻も同じ窓口。
的中馬券とマークカードを出せば、払戻と購入も同時にやってくれます。

いよいよレースです。

馬場はダートコースのみ。

この日は昼間開催で、釜山競馬は1R発走が12:30、最終6R発走は17:00でした。夏場はナイターも行われます。

国内にしろ、海外にしろ、競馬場での楽しみのひとつは、やっぱり競馬場グルメ。

釜山慶南競馬場には、1Fにハンバーガー屋「ポパイ」、2Fに中華料理「天馬香」、3Fにカフェ「EDIYAコーヒー」と、韓国料理のフードコートがありました。

今回はスタンド3Fのフードコートで食事をしてみた。
けど、メニューを見てもさっぱりわからない。

なんだかわからないので適当に注文してみた。

で、出てきたのは、シーフード（タラ？）っぽいスープの定食（左下画像）と、真っ赤なスープの冷たい麺（右下画像）。

韓国へ行くなら、ハングル語の料理名くらい読めるように勉強しておいた方がいいかもです。