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2015年8月18日(火)の競馬日記

馬の博物館


馬の博物館

今日は横浜市にある「馬の博物館」を訪れてみる。

東京競馬場内にある競馬博物館は、しょっちゅう行っているいるけど、馬の博物館を訪れるのは初めて。

JR根岸線山手駅から徒歩で約20分。

ようやく到着!

場所はこのあたり
 

シンザン像とトキノミノル像

まず最初に出迎えてくれたのが、博物館の屋外に展示されている2体の馬像。

シンザントキノミノルです。

これ、京都競馬場にあるシンザン馬像と、東京競馬場にあるトキノミノル馬像と、それぞれ全く同じものだった!

両競馬場以外にも全く同じ馬像があるとは知らなかった!
 

博物館を見学

そして、馬の博物館を見学。

入館料は100円。

馬に関する様々な展示があり、エオヒップスから馬へ進化についてや、人間と馬の関わり、さらには馬の利用法として馬肉まで展示されていたのには驚き!

ちなみに館内撮影禁止だったので、画像はありません。
 

ポニーセンター

館内をひと通り見学した後、隣接する「ポニーセンター」へ。

タイミングが悪かったのか、屋外に出ている馬はいませんでした。
 

マイネルキッツ

そこで、ポニーセンター奥の馬房を覗くと、2009年春の天皇賞馬マイネルキッツの姿が!
 

根岸競馬場

その後、根岸森林公園を挟み、馬の博物館とは逆サイドにある根岸競馬場のスタンド跡を見に行く。

場所はこのあたり
 

根岸競馬場1等スタンド跡

根岸競馬場横濱競馬場として、江戸末期の1867年(慶応3年)に日本初の近代競馬が行われた競馬場です。

しかし、第2次世界大戦中の1943年(昭和18年)に帝国海軍の基地に転用されるため閉鎖され、終戦後は連合軍に接収されてしまいます。
その後、1969年(昭和44年)に日本へ返還されましたが、競馬場として復活することはなく、根岸森林公園として整備され、現在に至ります。

21世紀になった今でも残っているものは1等スタンド。

しかし、周囲はフェンスで囲まれており、中に入ることはできません。
また、修繕等も行われておらず、事実上の放置状態になっていました。
 

パネル展示

隣接する公園には、根岸競馬場の歴史に関するパネルが何枚か展示されていました。
 

在日米軍根岸住宅地区

ちなみにスタンド跡の正面は、在日米軍根岸住宅地区となっており、一般人は入れないため、スタンドを正面から見ることはできません。

在日米軍根岸住宅地区入口から、この角度で眺めるのが精一杯…
 

馬頭観音

ここから根岸駅へ向かう途中に馬頭観音があります。

場所はこのあたり

明治33年10月建立と書かれてありました。
 

コース名残

ちなみに根岸森林公園の周囲は、現在では住宅地にもなっていますが、道路は緩いカーブを描いています。

まさに、これがコースの名残り。
 

根岸競馬場を見上げる

根岸競馬場見学は以上で終了。

根岸駅へと向かったのだが、途中、ものすごく長い階段等を下ることに。

右画像は根岸駅付近から、根岸競馬場跡のある場所を見上げたところ。
根岸競馬場は小高い丘の上に造られていました。
また、根岸駅の南側はすぐ海なので、海沿いの高台に設けられていたことになります。

よって、軍事的に重要な地点だったため、日本軍、連合軍とも、基地として利用していたのかと。