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2019年7月20日(土)の競馬日記

スンガイベシ競馬場〔マレーシア〕


スンガイベシ競馬場@クアラルンプール

セランゴールターフクラブ今日は久々に海外遠征!

マレーシアの首都クアラルンプール郊外にあるスンガイベシ競馬場へ。

場所はこのあたり。⇒Googleマップ

ちなみにJAIRSが「スンガイベシ競馬場」と表記しているのでそれに合わせますが、現地では「スンガイベシ競馬場」といった表記は全くなく、通じないと思います。
セランゴールターフクラブSelangor Turf Club)が運営しているので、セランゴール競馬場とか書かれていたり、クアラルンプールに競馬場は1箇所しかないので、ただ単にRacecourseと呼ばれている感じです。

なお、以降の記述に出てくる金額は、RM1=約27円(2019年7月現在)で計算しています。※RM=マレーシアリンギット
 

スンガイベシ競馬場への行き方

ハントゥア(HangTuah)駅
ハントゥア(HangTuah)駅
ここで少々スンガイベシ競馬場への行き方を紹介。

競馬場へはLRT4線のスンガイベシSungai Besi)駅、またはKTR1線スルダンSerdang)駅から無料シャトルバスが出ています。

ただ、LRT4線は5~6分に1本くらいの高頻度で運転されていますが、KTR1線は30分に1本あるかないか程度なので、スンガイベシ駅の利用をおススメします。

クアラルンプールの中心・KLセントラルKL Sentral)駅からは、まずKLモノレールに乗り、ハントゥアHang Tuah)駅でLRT4線に乗り換えます。
なお、ハントゥア駅は、改札を通らない構内乗り換えです。
ただし、同一ホームにLTR3線のAnpang行きも来るので、電車に乗る際は行き先に注意!
 

スンガイベシ駅

スンガイベシ(SungaiBesi)駅スンガイベシ駅に到着。

自分はブキビンタンから競馬場へ向かいましたが、運賃はブキビンタン~ハントゥア~スンガイベシでRM3.30(約90円)でした。

ちなみにクアラルンプールには「タッチアンドゴー」(Touch'n GO)というSuicaのような電子マネーカードがあります。
カードはRM10.00(約270円)で買い取りとなりますが、いちいち切符を買う煩わしさがなくなるので、持っていると便利です!
スンガイベシ(SungaiBesi)駅タッチアンドゴー(Touch'n GO)
 

シャトルバスで競馬場へ

スンガイベシ(SungaiBesi)駅
スンガイベシ(SungaiBesi)駅
スンガイベシ駅は高架駅。
ホームから階段を降り、改札口を抜けると、小さな屋根付きベンチがあります。
ここがバス停らしき場所なのですが、案内板や時刻表などは一切ありませんでした。

しばらく待つと青いバスが到着!

これが競馬場行きの無料シャトルバスです。

バスはエアコンがなく窓全開、というか乗降口のドアも開けっ放しの状態で、競馬場までは約10分です。

ちなみにシャトルバスは1台しかなく、競馬場→スルダン駅スンガイベシ駅→競馬場の順に1周するルート。
特に決まった時刻表はなく、1時間に1本あるかないかという感じでした。

時間がない場合はスンガイベシ駅からタクシーで行きます。
タクシーは乗り合いで、客が4人集まるまで待っていて、4人乗ったら出発し、料金は乗客4人で割るというルールっぽかったので、RM1札の用意は必須と思われます。
スンガイベシ競馬場シャトルバススンガイベシ競馬場シャトルバス
 

入場門

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
シャトルバスを降りるとすぐ目の前が入場門。

右側の窓口で入場券を買います。RM6(約160円)。

入場券はプラスチックカードで、Suicaのような自動改札があるのか?と思いましたが、入口で係員に手渡すというアナログシステムでした。
 

競馬新聞

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール入場門を抜けた直後、左右で競馬新聞を売っています。

何種類かありましたが、とりあえず英語版の「TURFGUIDE」を購入。

冊子形で1冊RM7(約190円)。

この日はマカオ競馬豪州ゴールドコースト競馬の場外発売も行われていましたが、それらの出馬表も載っていました。
TURFGUIDE | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールTURFGUIDE | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

スンガイベシ競馬場

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場は左回りで芝コースのみ。

スタンドからコースを見た場合は東向きになります。

入場門はスタンドの4コーナー寄りにあり、通路を抜けるとスタンド北側の端っこに出ます。

といってもスタンドは小さく、東京競馬場のメモリアルスタンドくらい。
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

ゴール板とパドック

ゴール板 | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール一般スタンドの1コーナー寄りには特別スタンドがあります。

馬主や関係者専用スタンド?

ゴール板はその特別スタンド前。

そして、特別スタンドとコースの間にパドックがあります。
パドック | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールパドック | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

スタンドからの風景

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスタンドからの風景はこんな感じ。

左手に4コーナー、右手にゴール板、パドック、そして1コーナーが見えます。

正面にはオッズ板兼着順掲示板。

ターフビジョン的なものはないので、道中の位置取りや、接戦の場合の入線順とかは判別できません…
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

ペトロナスツインタワー

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール4コーナーの奥には、クアラルンプールのランドマークとして有名なペトロナスツインタワーも遠くに見えていました。
 

異様にでかいゴール板

ゴール板 | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールちなみに場内でまず目に付いたのはゴール板

とにかくでかい!

ゴール板の前を通る馬と比較すると、明らかにでか過ぎる!

こんな大きなゴール板は見たことがない…
 

一般スタンド

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスタンド内は、発売窓口と簡易的なベンチがある程度。

場内モニターは比較的多く、オッズ表示の他、他場発売のレースも放映されていました。

また、馬場の逆側は簡易的なフードコートになっています。
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

スタンドは暑いです!

スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール一般スタンドにエアコンはなく、扇風機は回っていますが、基本的に暑いです。しかし、RM20(約540円)払えば、スタンド3Fのエアコンルームに入ることができます。

エアコンルームの入場券は、スタンド1Fの4コーナー寄り窓口で発売しています。

ただ、ガラス張りになったエアコンルームを外から覗いてみると、観覧席と発売窓口がある程度。
涼しいところで馬券を楽しむのが目的なら良いですが、レースを見るのはガラス越しになってしまいます。

レースの合間、暑さからの避難用としてRM20払ってもいいですが、パドック~返し馬~レースの流れをじっくり楽しみたいのであれば、RM20も払う必要はないかと。
スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールスンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
 

レースを観戦

ベイジングスター | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール今日は1Rの発走時刻が14:00。

そこから30分間隔でレースが行われ、最終8Rの発走は17:30というタイムスケジュールでした。

ひとまず1Rを観戦。
勝ったのは青と黄色のボーダーの帽子の3番ベイジングスターBeijing Star)という馬で、勝ち時計は良馬場の芝1300mで1.18.7。

日本で芝1300mというレースは存在しませんが、今年、JRAで行われた芝1200m良馬場の3歳未勝利戦は30レースあり、勝ち時計の平均は1.09.6。
よって、日本の未勝利戦より時計3つほど遅いというレベル。

レースを見ていても、明らかにペースが遅いなぁという感覚。

また、すごく気になったのは仮柵の位置。
内ラチがコースの真ん中に設けられていたので、コースの外側半分だけで競馬をしている状態。
見た目、5~6頭分くらいの幅しかなく、こんな狭いコースで競馬するの?と正直驚き!
 

馬券を買ってみる

馬券 | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールさて、馬券も買ってみます。

馬券の種類は単勝Win)、複勝Place)、馬連Quinella)、ワイドQuinella Place)、3連複Trio)、3連単Trifecta)。

ただ、マカオ競馬やゴールドコースト競馬の場外発売は馬単Exacta)なども発売されていたようです。

全て有人窓口で、マークカードはなく、口頭で買うのですが、競馬場名、レース番号、式別、買い目、金額を書いたメモを渡して買うのが無難でしょう。

馬券はレシートタイプ。

単複はRM5単位、その他はRM2単位で、オッズもその単位での払戻金が表示されます。

また、右画像は馬連1,2,3,7,9のボックス買いなのですが、連続する数字は「-」で省略されるようです。

なんで略すの?わかりづらいんですけど…
 

競馬場グルメ!

フライドミー | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール海外競馬場で楽しみなのは、やっぱり競馬場グルメ

世界中、どこへ行っても、競馬場ではその国の大衆食が提供されており、その国の本当の食文化を知りたければ競馬場へ行くのが一番!

お店は売店みたいなのが7~8軒あり、食べたい料理を探して個々で買うシステム。

自分は定番中の定番「フライドミー」を購入。RM7(約190円)。

いわゆる焼きそばだがおいしい!
ライスプレート | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールさらに、マレーシア版勝手丼。

店先に並べられてあるおかずをライスプレートの上に自由にトッピングしていくスタイル。

フライドチキンとか、揚げ魚とかを盛り、スープが付いてRM8.50(約230円)。
スイカ | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールまた、場内は暑いのでカットフルーツなども売っていました。

試しにスイカを買ってみる。RM2.50(約70円)。

味は普通にスイカ。
水 | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプールそして、場内で買った500mlの水はRM2.50(約70円)。

街なかのコンビニだとRM1.60(約45円)だったので少々お高め。
 

6Rはブエノスアイレス

ブエノスアイレス | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール今日は6Rと7Rが1番賞金が高いClass3。
賞金はRM37500(約100万円)。
ただ、総賞金なのか、1着賞金なのかは不明。

その6Rを勝ったのは1番人気ブエノスアイレスBuenos Aires)。

父はオーストラリアのセブリング(Sebling)。
 

7Rはバッドコー

バッドコー | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
バッドコー | スンガイベシ競馬場 | クアラルンプール
続く7R。

勝ったのは7番人気バッドコーBadcoe)。

父はオーストラリアのウォンテッド(Wanted)。
欧米産もいますが、基本的にオーストラリアやニュージーランド産馬が主流のようです。

ちなみにレース後、パドック内に常設されているウィナーズサークルにて口取りも行われていました。
 

競馬場から帰る

スンガイベシ競馬場シャトルバス今日は8Rが最終レースですが、仮に馬券が当たったとして、確定、払戻までやってたらシャトルバスに乗り遅れる可能性もあるため、7Rが終わった時点で帰路へ。

来たときに降車した場所にシャトルバスが停まっていたので乗り込みます。

その後、17:30発走の最終レースが終わった直後から続々と乗客が増え、満席になった時点で発車。

帰りはスルダン駅経由で、スンガイベシ駅まで15分程でした。