今年も遂にJBCデーを迎えました！

2011年以来、4年ぶり6回目、大井競馬場での開催。

場内は多くのファンで賑わっていました！

JBCということで、特別版のレーシングプログラムが配布されていました。

表紙は斎藤工さんと剛力彩芽さん。

せっかくのJBCなんだから馬の写真にして欲しかった…

今回のJBCに合わせ、11/1に新スタンド「G-FRONT」がオープンしました。

早速、スタンドに入ってみましたが、建て替え前の2号スタンドや、隣のL-WINGと比べても、床面積が大幅に減っているので、明らかに狭い！という印象。

混雑もあって、ものすごい圧迫感が…

8Rよりいよいよ今年のJBC開幕！

まずはJBCレディスクラシック。牝馬限定の1800m戦。

1番人気は去年の覇者で、レディスプレリュードも勝っているサンビスタ。

しかし、勝ったのは3歳馬ホワイトフーガ。

同馬は関東オークスに続き重賞2勝目でJpnⅠは初制覇！

また、鞍上の大野拓弥騎手はJBC初勝利。

続く9RはJBCスプリント。1200m。

1番人気は東京盃を制したダノンレジェンドでしたが、出走馬のなかで唯一の牝馬の3番人気コーリンベリーが逃げ切り勝ち。

同馬はJpnⅠ初制覇で、父サウスヴィグラスとの父仔制覇も達成！

また、鞍上の松山弘平騎手は初のJpnⅠ勝ち！

メイン10RはJBCクラシック。2000m。

注目はＧⅠJpnⅠ10勝目を目指すホッコータルマエで、単勝1.4倍の圧倒的1番人気に支持されます。

レースは大方の予想通りコパノリッキーがハナを切り、3～4コーナーでホッコータルマエが2番手に迫ってくるも、直線でさらに突き離して見事な逃げ切り勝ち！

2着サウンドトゥルーで、ホッコータルマエは3着敗退。

勝ったコパノリッキーは昨年に続きJBCクラシック連覇達成！
ＧⅠJpnⅠは通算5勝目。

鞍上の武豊騎手はJBCクラシック7勝目で、JBC競走通算8勝目。

ちなみにJBCの表彰式のプレゼンターは、JBCレディスクラシックが剛力彩芽さん、JBCスプリントが斎藤工さん、JBCクラシックでは両名が務めていました。

JBC×3を見終わった後、内馬場で行われている「馬産地グルメと全国うまいもの大会」を覗いてみることに。

東京競馬場の「メガグルメフェスティバル」に似たような感じの屋台がいくつも並んでいたので、そのなかから千葉グルメの「房総炙りぶた丼」800円、鹿児島グルメの「鹿児島軍鶏焼丼」800円、「さつま汁」500円を食べてみる。

まずまず！

以上で2015年のJBCは終了。

大井開催ということで集客も良く、1日の売上は地方競馬の歴代トップを記録したそうで、主催者側から見たら大成功といった感じでしょう。

ただ、大井以外の開催だと、JBCデーをさらに盛り上げようとか、JBCデーに来場したファンにに対して強い地元馬も見てもらおうといった観点から、JBC3競走以外にも重賞が組まれるのですが、大井では2011年に続いて、他に重賞の設定がなかったのが残念。

あと、JBCはすごいんだ！日本一のレースなんだ！といったアピールがあればと思う。

相変わらず口取りはマスコミ向きだけでファンは蚊帳の外だし、表彰式もただ単に記念品を授与するだけ。
イベントプランナーとかを利用して、関係者から見て「JBCを勝ちたい！」とか、ファンも「JBCってすごいレースなんだ！」と印象付けるようなショーアップされた表彰式にしても良いと思うのだけど。

来年のJBCは2016年11月3日に川崎競馬場で開催。

そのあたりも含めて、さらに盛り上がるようなJBCになるよう期待！