| 2019年9月 | 2019年10月 | 2019年11月 | 2019年10月6日(日)の競馬日記第98回 凱旋門賞パリロンシャン競馬場〔フランス〕 |
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凱旋門賞@パリロンシャン競馬場 |
遂に 凱旋門賞当日を迎えましたが、今日も朝からあいにくの雨。 しかし、 パリロンシャン競馬場は開門前でも多くの人が並んでいました! チケットは 昨日購入済なので、11:00の開門を待ち入場。 |
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レーシングプログラム |
入場後、 レーシングプログラムを購入。 5ユーロ(約600円)。 |
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コースも凱旋門賞仕様 |
コースは事前にアナウンスされていた通り、 昨日はあった仮柵は外され、最終コーナーはオープンストレッチになっていました。 |
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日本馬の応援幕 |
今年の 凱旋門賞には、日本から キセキ、 ブラストワンピース、 フィエールマンの3頭が出走。 場内には、日本から送られてきた応援幕も掲示されていました。 |
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#EnableChallenge |
今年の最大の注目は、史上初の 凱旋門賞3連覇に挑む エネイブル。 ってことで、SNS等で「 #EnableChallenge」というハッシュタグを付けよう!というPRがされており、場内では巨大な応援ボードも大量に無料配布されていました。 けど、結果的にこのボードの使いどころがわからなかった… そして、大きすぎて、お土産として日本に持ち帰るのも困難… |
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凱旋門賞馬券 |
そして早めに 凱旋門賞の馬券も買っておく。 例によってレシートタイプ。 Simple Gagnant= 単勝で、4番 キセキ、5番 ブラストワンピース、6番 フィエールマンをそれぞれ2ユーロずつ。 |
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1664ホワイトビール |
今日も景気づけに場内で1杯。 フランスを代表する「 1664」という ホワイトビール。8ユーロ(約960円)。 昨日、買った店は白いロゴカップだったが、ここはカラーのロゴカップで提供されていた! |
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凱旋門賞デー開幕! |
1Rが始まる14時前、本馬場でパレードが始まる! いよいよ凱旋門賞デーの開幕! |
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マルセルブーサック賞 |
14:15発走の1RはG1 マルセルブーサック賞。2歳牝馬による芝1600m戦。 勝ったのは アルビグナ( Albigna)。 ゾファニー産駒で、鞍上は S.フォーリー騎手。 また、 武豊騎乗の サヴァラン( Savarin)は7着。 |
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ジャンリュックラガルデール賞 |
14:50発走の2RはG1 ジャンリュックラガルデール賞。2歳馬による芝1600m戦。 勝ったのは ヴィクタールドラム( Victor Ludorum)。 シャマーダル産駒で、鞍上は M.バルザローナ騎手。 また、 武豊騎乗の ヘルタースケルター( Helter Skelter)は5着。 |
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アラビアンワールドカップ |
15:25発走の3RはG1 アラビアンワールドカップ。4歳以上アラブの芝2000m戦。 勝ったのは Ebraz。 鞍上は M.ギュイヨン騎手。 |
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いよいよ迎える凱旋門賞! |
そして4RがG1 凱旋門賞。芝2400m。 12頭立てで、現地オッズでも日本オッズでも圧倒的1番人気は エネイブル。 日本馬のうち、現地オッズで人気最上位なのは フィエールマン。 |
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凱旋門賞本馬場入場 |
凱旋門賞出走馬12頭の本馬場入場。 エネイブルは8番、 キセキは4番、 ブラストワンピースは5番、 フィエールマンは6番、そして 武豊騎乗の ソフトライトは11番。 |
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エネイブルの3連覇を阻止したのはヴァルトガイスト! |
そしていよいよ 凱旋門賞の発走! レースは直線で エネイブルが抜け出し、史上初の凱旋門賞3連覇達成かと思ったのも束の間、外からものすごい脚で ヴァルトガイスト( Waldgeist)が追い込んできて、先頭ゴール! ガリレオ産駒の牡5で、鞍上は P.ブドー騎手。 ヴァルトガイストは フォワ賞の勝ち馬で、前哨戦と本番を連勝したかたち。 エネイブルは1馬身3/4差の2着。 3着は仏ダービー馬で、前哨戦の ニエル賞も制していた3歳馬 ソットサス。 ものすごいレースだった! |
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凱旋門賞馬ウイニングラン |
ちなみに日本馬は、 キセキ7着、 ブラストワンピース11着、 フィエールマン12着シンガリという結果に。また、 武豊騎乗のソフトライトは6着。 レース後、各馬が引き上げてきたが、最後に ヴァルトガイストも凱旋! そのまま後検量を受けるためパドックへ引き上げて行きました。 |
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凱旋門賞表彰式 |
その後、第1ゴール板前で 表彰式が行われました。 馬車に乗って優勝馬関係者が登場し、特設された表彰台へ。 その上には凱旋門をかたどった優勝トロフィーも。 |
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オペラ賞 |
凱旋門賞が終わってもまだまだG1が目白押し! 16:55発走の5RはG1 オペラ賞。3歳以上牝馬の芝2000m戦。 勝ったのは ヴィラマリーナ( Villa Marina)。 ルアーヴル産駒で、鞍上は O.ペリエ騎手。 また、 武豊騎乗の コム( Commes)は4着。 |
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アベイユドロンシャン賞 |
17:30発走の6RはG1 アベイユドロンシャン賞。2歳以上の芝直線1000m戦。 このレースは向こう正面の一直線コースで完結してしまうため、レースを間近では見られない… で、勝ったのは グラススリッパーズ( Glass Slippers)。 ドリームアヘッド産駒で、鞍上は T.イーヴス騎手。 また、 武豊騎乗の ジョリー( Jolie)は12着。 |
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フォレ賞 |
18:05発走の7RはG1 フォレ賞。3歳以上の芝1400m戦。 勝ったのは ワンマスター( One Master)。 ファストネットロック産駒で、鞍上は P.ブドー騎手。 |
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日本馬による凱旋門賞制覇は来年以降に持ち越し |
以上で2019年の凱旋門賞デーは終了。 正直なところ、今年期待していたのは ロジャーバローズで、 キセキとともに2頭で引っ張ってレースをかき乱してくれれば勝機もなくはないと思い、フランス行きの航空券を買ったのだが、その後、 ロジャーバローズ引退となり、ちょっと厳しいなぁと思っていた次第。 数日間、雨が続き、馬場が緩くなって日本馬向きでなかったのも影響したが、やはり今年の3頭も力負けといった印象。 ただ、日本馬による凱旋門賞挑戦は毎年当たり前のようになっているし、来年以降、大いに期待したい! |
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