2週間ぶりのパークウインズ東京競馬場。

本日、ドバイワールドカップデーが開催され、日本でもPATやUMACAで馬券発売が行われることから、ドバイワールドカップデー特別版レーシングプログラムが配布されました。

当初、東京の桜開花予想は3/21頃となっていましたが、ここ最近は寒い日が続いたことから開花が遅れ、昨日、ようやく東京で開花が発表されました。

ただ、日本庭園のソメイヨシノは数日前から既に咲き始めている状態。

例年なら、東京の開花発表より数日遅れて咲き始めるのですが、今年は都内の方が寒かった？

メモリアルスタンド東広場の工事。

先々週から工事は進み、巨大なプレハブのような建物が組み立てられていました。

JRA仮設事務所とのことですが、一体なんなんだろう？

「ヒットカフェ」が2/18限りで閉店したため、パークウインズでは座って食事ができるレストランの営業がなくなっていましたが、先週から「ホテルオークラ」がパークウインズでも営業するようになりました。

もともと同じオークラ系列の店なので、同系列店による救済営業？

パドックの正門寄りにある花壇で、なにやら土台のようなものが整備されていました。

恐らく、昨年の天皇賞秋の天皇皇后両陛下行幸啓記念碑を設置するものかと思われます。

ちなみに行幸啓記念碑は場内に2ヶ所あり、2005年天皇賞秋のものはローズガーデンに、2012年天皇賞秋のものは西門付近に建てられています。

昨年に続き、今年も桜花賞週＆皐月賞週に「Happy Spring！東京競馬場」と題したイベントを開催するようで、そのちらしが配布されていました。

基本的にはファミリー向けイベントですが、久々にバックヤードツアーも企画されているようです。

昼メシはフジビュースタンド4Fの「馬そば深大寺」へ。

「かき揚げうどん」を注文。

いつもと変わらない味だけど、何故だか今日は劇的においしく感じた！

午後、今度はメモリアルスタンド2Fの「やなぎ」へ。

「わかめそば」を注文。

相変わらずワカメがたっぷり！

さらに内馬場の「Tokyoカレー＆オムライス」へ。

「たこ焼き」を注文。

6粒600円なので「築地銀だこ」と同じ量で同じ価格。

たこ焼き専門店と比べてしまうのもなんだが、まぁ味としてはこんなものかなぁ…

夜、いよいよドバイワールドカップデーを迎える！

今年も21:00からグリーンチャンネルでTV観戦することに。

UAEダービーに出走予定だったサトノフェニックスが直前でスクラッチになってしまったが、今年は兵庫所属イグナイターを含む日本馬22頭が参戦！

まず、21:05発走の2RはG2 ゴドルフィンマイル。ダート1600m。

日本馬の参戦はなく、勝ったのは米国馬トゥーリーバーズオーバー。

21:40発走の3RはG2 ドバイゴールドカップ。芝3200m。

日本からアイアンバローズとリビアングラスが参戦したが、8着、11着に敗退。

勝ったのは愛国馬タワーオブロンドン。

■G2 ドバイゴールドカップ：芝3200m
└8着：アイアンバローズ（C.デムーロ）
└11着：リビアングラス（坂井瑠星）

22:15発走の4RはG1 アルクオーツスプリント。直線芝1200m。

日本からジャスパークローネが参戦したが、1頭だけ外ラチ沿いを進むという競馬で11着に敗退。

勝ったのは香港馬カリフォルニアスパングル。

■G1 アルクオーツスプリント：芝1200m
└11着：ジャスパークローネ（団野大成）

22:50発走の5RはG2 UAEダービー。ダート1900m。

昨年はデルマソトガケ、一昨年はクラウンプライドと、日本馬が連覇しているレース。

今年はフォーエバーヤング、バロンドール、ジョージテソーロの3頭が出走し、フォーエバーヤングが好位から楽に抜け出して快勝！

リアルスティール産駒の牡馬で、これで新馬-JBC2歳優駿-JBC2歳優駿-サウジダービーと、デビューから無傷の5連勝！

いざ、ケンタッキーダービーへ！

■G2 UAEダービー：ダート1900m
└優勝：フォーエバーヤング（坂井瑠星）
└6着：バロンドール（横山典弘）
└10着：ジョージテソーロ（川田将雅）

ここからは日本でも馬券発売が行われたレースへ。

23:25発走の6RはG1 ドバイゴールデンシャヒーン。ダート1200m。

日本からリヤドダートスプリントを勝ったリメイク、フェブラリーS9着以来となるドンフランキー、リヤドダートスプリント6着からの転戦となるケイアイドリー、JBCスプリント馬イグナイターの4頭が出走。

レースはドンフランキーが逃げて直線に向くが、内から地元馬タズが抜け出し6馬身半差で圧勝！

ドンフランキーが2着に粘り、リメイクは4着、唯一の地方馬イグナイターは5着と大健闘！

■G1 ドバイゴールデンシャヒーン：ダート1200m
└2着：ドンフランキー（C.デムーロ）
└4着：リメイク（川田将雅）
└5着：イグナイター（笹川翼）
└9着：ケイアイドリー（C.ルメール）

24:10発走の7RはG1 ドバイターフ。芝1800m。

日本からは、有馬記念以来となるドウデュース、昨年2着のダノンベルーガ、マイルCS馬ナミュール、中山記念を勝って参戦となるマテンロウスカイの4頭が出走。

レースは直線で大外から10番人気ファクトゥールシュヴァルと7番人気ナミュールが競り合いながら追い込んでくるが、短アタマ差でファクトゥールシュヴァルが優勝。

ナミュールは2着、ダノンベルーガが3着、また、ドウデュースは出負けが響いて5着という結果に。

■G1 ドバイターフ：芝1800m
└2着：ナミュール（C.デムーロ）
└3着：ダノンベルーガ（J.モレイラ）
└5着：ドウデュース（武豊）
└15着：マテンロウスカイ（横山典弘）

なお、このレースで米国馬キャットニップにC.ルメール騎手が騎乗していましたが、レース中に落馬して鎖骨と肋骨を骨折とのこと。

ドバイシーマクラシックのスターズオンアースはL.デットーリ騎手、ドバイワールドカップのデルマソトガケはO.マーフィー騎手へそれぞれ乗り替わりに。

25:00発走の8RはG1 ドバイシーマクラシック。芝2410m。

日本から三冠牝馬でジャパンカップ2着以来となるリバティアイランド、二冠牝馬で有馬記念2着以来となるスターズオンアース、天皇賞馬ジャスティンパレス、一昨年の優勝馬シャフリヤールの4頭が出走。

レースは2番手追走の8番人気レベルスロマンスが直線で抜け出し快勝！

3番手から粘り込んだシャフリヤールが2着、リバティアイランドは追い込み届かず3着という結果に。

■G1 ドバイシーマクラシック：芝2410m
└2着：シャフリヤール（C.デムーロ）
└3着：リバティアイランド（川田将雅）
└4着：ジャスティンパレス（J.モレイラ）
└8着：スターズオンアース（L.デットーリ）

そしていよいよ25:35発走の9RはG1 ドバイワールドカップ。ダート2000m。

日本から連覇を狙うウシュバテソーロ、BCクラシック2着のデルマソトガケ、東京大賞典2着のウィルソンテソーロ、ホープフルS馬ドゥラエレーデの4頭が出走。

レースは6番人気ローレルリバーが逃げ、3コーナーから後続をさらに引き離し、8馬身半差で圧勝！

1番人気ウシュバテソーロは後方からよく追い込んだが、さすがに道中の差がありすぎで2着まで。
7番人気ウィルソンテソーロが4着、8番人気ドゥラエレーデが5着、2番人気デルマソトガケが6着という結果に。

■G1 ドバイワールドカップ：ダート2000m
└2着：ウシュバテソーロ（川田将雅）
└4着：ウィルソンテソーロ（原優介）
└5着：ドゥラエレーデ（B.ムルザバエフ）
└6着：デルマソトガケ（O.マーフィー）

昨年はデルマソトガケ、イクイノックス、ウシュバテソーロが勝利し、今年はフォーエバーヤングの1勝だけでしたが、馬券発売された4レースは全て2着を確保しており、日本馬は世界レベルというのを改めて感じた開催だったかと。